例えば90’s商材等の場合にはトルソーはオススメしません。
- 吊り下げ画像
- 置き画像
- 着画像(トルソー等含む)
おおよそ上記の3パターンに分かれますが、今回は③のトルソー画像について、どのような古着商材がトルソー画像にあっているか、また90’s商材等になぜトルソーが合わないのか?を考えてみましょう。
トルソー使用が合わない古着画像
ここで説明するトルソーは日本人女性の平均サイズである9号を使用しての説明となります。
序文でも記載しましたが所謂90’s商材にトルソーを使用した古着画像はあまりあいません。
なぜか?90’s古着は大きいシルエットで、ゆるくダボダボで着用したという方々が購買層となります。
そこの購買層に対してトルソー画像を使用するとどうなるのか?画像で確認してみましょう。
これが9号のトルソーです。
このトルソーに90’sファッションであるチャンピオンのXLサイズのスウェットを着用させます。
正面から見た画像はこのようになります。
撫で肩ハンガーよりも肩が落ちていませんので、あまり可愛らしさを見せる事が出来ていません。
また胸からお腹にかけて陰影が強く出てしまい、商材の説明画像としての美しさという部分でも難があります。
横から見るとこのような感じになります。
胸の部分が協調され何というか女性らしさは出るのですが、求めているのは女性らしさではなくユルダボ感です。
全体的な画像イメージとして90’sファッションにトルソー画像はあいません。
やはり撫で肩ハンガー等を使用して可愛らしいシルエットを使用するのが90’s商材には合うでしょう。
トルソー使用が合う古着画像
トルソーが合う古着画像ですが、これの答えは簡単でして
これです。
レディーストルソーは女性らしいシルエットで作られていますので、レディース古着の撮影には向いているでしょう。
ただレディース商材はイメージが大切ですので、トルソーに古着を着用させてハイ終了ではあまり興味を持たれないと想定出来ます。
1枚目画像には平置きで小物等を使用してイメージを演出し、最後の画像で着画の代用としてトルソー画像を使うというイメージでの使用となるでしょう。
パーティードレスや肌の露出が多い古着等の場合はトルソーの使用が好ましいと想定出来ます。
体のどの部分が露出するのか?どのラインが強調されるのか?この部分を確認出来るという点でトルソー画像は好ましいでしょう。
画像のような感じですね。
トルソー使用画像で得られる恩恵
トルソー画像を使用する事で得られる恩恵ですが
着画のリクエストに対してトルソーを使用して応える事が出来る。
商品説明に着画希望の場合トルソーを使用して対応する旨を記載する事で、いざ着画をリクエストされた場合対応が可能となります。
トルソーのスペックを予め記載し10枚目に使用する事で購買者からの質問を減らす事が出来る。
トルソーの身長を記載する事で購買者がサイズ感をイメージしやすくなり結果として購買のきっかけともなると想定出来ます。
もう一つの恩恵ですが、これは90’s商材にトルソーはあわないという事と相反してしまいますが
トルソーを使っているライバルが少ないから目立つ
この恩恵はあると思います。
1枚目画像にトルソーを使用している画像はあまり見かけません。
ライバルと同等の商材であり、かつ撮影レベルも同等であればトルソーを使用して差別化を図るのは一つのマーケティング手法ではありそうです。
自分が取り扱っている商材、この商材を求めている購買層は何を欲しているのか?
このあたりを考慮しますとどのような画像が必要になるか?トルソーは必要か?
この答えが出ると思います。
以上となります。